「檻の中のライオン」を読みまして

ガオガオ〜とライオン。楾さんの著書、「檻の中のライオン」を読んだ感想をちょろっとご紹介します。

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日本国憲法は誰のためにある?

日本国憲法は国民を権力者から守るためにあります。

本書では、

とわかりやすい例えを用いて紹介されています。

今の日本は民主主義ですが、戦前は社会主義・共産主義・軍事国家、、、デカダンも甚だしい、もうもう生きてりゃ丸儲け的時代。

今日、日本は福祉国家ですが、夜警国家の時代もありました。福祉国家では国民全体の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保証されています。

なんで極端な話、生活費が賄えなければ生活保護の受給ができるし、病院に行けば国民保険料を払っていれば3割負担ですみます。逆に夜警国家だと国内紛争が起きようが、誰かに人権や身体的傷を受けたとしても国家は知らんぷりです。

この国民の幸福に生きる権利を守るために日本国憲法はあります。誰かにこの権利を侵されることがないようにこのがあるのです。

この誰かっていうのがライオンであり、内閣、国会議員、国家公務員など、まとめると公務員全員が守らなければならないルールブックです。

 

なので公務員はこのルールブックの範囲での行動が求められています。違反をすれば職を干されることになります。(辞任に追い込むとかね。)

 

昔は大日本帝国憲法でした。

今、日本国憲法なんですね。で、戦前は大日本帝国憲法、欽定憲法とも呼ばれていました。

なんが違うんじゃ〜と言うと欽定憲法では天皇中心の政治なのです。なので極論天皇が生きてりゃ良い。ぐらいの勢いです。

逆に日本国憲法は国民が中心であり、天皇は国の象徴として規定されています。

 

ただ、、、最近社会科の指導要領書でも良からぬ動きがあり、安倍内閣の森かけ蕎麦問題でもありましたが、

教育勅語の動きがあるんです。

これかなり問題があって、ざっくりとした意味は「天皇のために国民がある」という考え方なんですね。これは戦前の考え方で、当時は特攻隊なんてのもあったもんだから国家は国民を駒としか見ていない。戦争の悲劇を繰り返してはいけない、もうすごいね、違和感MAXなんですわ!

未来ある子供をそんなことに巻き込ませる訳にも、国家の駒にさせる訳にもいかんのです。いかんのです…

 

太平洋戦争の際の特攻隊はほんとえげつないんです。神風特攻隊なんて、「天皇陛下バンザーイ!」って言いながら戦争に負けてるのに機体ごと爆死するんです。伏龍なんて訓練時に命を落とすこともあります。気分が悪くなるのでここまでにしますが、戦争の悲惨さを肌身に感じ、身震いしたのはここを知った時でした。

 

そんな荒廃的な社会の思想を、現代に持ち込みたくはないです。

自分に何ができるんだろうと思う時も

(三権分立等々については触れませんでしたが、ほとんど感想に入ります。)

このセミナーの発起人の方がいらっしゃったのですが(名前忘れましたスミマセン…)、なんだか嬉しいお言葉を最後に

「なんか、小さくてもいいです。今日のこと「よかった」だけで済まさずに、なんでもいい。なんか、動いて下さい。」

こう言われたんです。

自分にできること、うーん、正直家庭教師で何か変えられるんだろうか。って思う時もあります。結局国家公務員にでもならんと無理なんでないかとか、思います。

 

でも、小さくてもいい。と言ってもらえたので、私のできることに精一杯向き合っていこうと思います。

流石に森有礼の「その職に死するの覚悟」まではいきませんがね。

憲法によって私たちは守られています。そしてこの檻は堅牢性がなければライオンの意のままに政治が進められてしまいます。国民全体で決めて行くべきルールです。難しいことをしなくていい。小さなことから自分のできることを。