臨時休校中の自宅学習のすすめ方<小学生>

自粛による休校期間はお子さんも家で過ごす時間が増え、ストレスフルにもなりがちです。

親御さんも様々な面での不安からストレスを抱えることも多いようです。

この休校期間中の自宅での学習はどうすればいいか、家に大人がいるかどうか、状況ごとに提案していきます。

Contents

小学校低学年かつ家に保護者の方がいる場合

家に保護者の方が居てもリモートワークの状態を省きます。
あくまで参考までに。

小学校低学年であるとまだ自主学習の姿勢が身についていない
状態でもあるかと思います。あと単調で区切りがないものは
すぐ飽きて遊びだします。集中力はあまり続きません。

対策として、
・ゲーム性を取り入れる
・ポモドーロ勉強法
が良いかと思います。

ゲーム性というのは例えば今日国語と算数を〇ページまで
読んでみる。わからないところを付箋ではって、大人に聞いてみる。
など一日の簡単な学習目標計画を立ててあげ、すごろくのマップや
表を壁に貼るなどです。達成できるごとにコマが進む。
いくつか進むとボーナスとして言語的報酬や食事、あとはちょっと変わった
遊びなどを提供するなど目標と計画を立ててあげることです。

ゲーム感覚でできるように意識・習慣化づくりをしてみるといいかと思います。

もう一つがポモドーロですね。小学校低学年だと集中力には限界があります。
なので短時間の活動を繰り返すことが効果的ですがその一つがポモドーロです。

スマートフォンアプリにも検索するとありますが、25分集中⇒5分休憩を繰り返します。
休憩は15分でも良いかと思います。スタートを押すと無音か、必要であればBGMを25分
流してくれます。

なので、小学校低学年のお子さんにはゲーム性、短時間学習で習慣化する方法があります。

1日のゴールをある程度示してあげると良いです。

小学校低学年かつ家に保護者の方がいない場合

知育玩具などは用意しておいた方がいいでしょう。
どうしても一人でお留守番が必要な状況が出てくるかと思います。

家で一人で過ごさせることに不安もあるのですが、私が思う不安は
一人の状態が続くことの子どもの心の不安に対してメンタルのケアができるかというところです。

帰ってきたら今日やったことなどたっぷり聞いてあげましょう。

またいくつか過ごし方の提案まとめサイトがあったのでこちらを載せておきます。⬇️
子どもの留守番の過ごし方

基本的に学習方法は上記と同じですが、子どもの達成感や満足感を維持させるためにも
簡易カメラなど渡して、今日のやったことを写真にとってもらうようにしてもいいかと思います。

積み木で作ったお城やパズルなども良いですし、
勉強でノートに書いたところを写真で撮ってもいいでしょう。

写真で撮れば、片づけてもその成果を親が理解してくれてるとわかるかと思います。

小学校高学年

小学校高学年(3〜6年とします)となるとある程度物事の分別ができて来る頃かと思います。

小学校低学年と異なるところは親の手がかからないけれども、

少々複雑な問題にもトライしたくなる年頃というところです。

あと最近はPUBG(スマートフォンアプリのサバイバルゲームです。音声通信も可能です)などに
ハマっているお子さんも多いかと思うのでゲーム三昧の日々かもしれませんね。

塾に通うお子さんは塾が日中の居場所になっているかもしれません。3密であるかどうかは
個々の塾が配慮しているかと思います。不安はありますが。

小学校高学年の子には実験的にいくつかの方法を試す必要があります。

・学年に沿った内容のオリジナルの問題を一つだけ出す
・道徳的な問題を作って出してみる
・問題集やワークに付箋を貼って、課題ができたらお昼ごはんの在り処がわかる
などちょっと複雑なゲームを用意します。

オリジナルの問題では問題とか宿題という言葉は使わずに「クエスト」
しっかりしたメモに書いて例えば小学3年生の場合「3÷5はいくつになるか?」
など張り紙して、帰ってから答え合わせをします。

都度目に付くところに貼るといいです。何回も目に焼き付けると気になって
しょうがないモードになります。わからないままだとモヤモヤします。

また道徳的な問題は、人間形成の発達段階でこの時期は非常に大切な時期です。

そのために空想で構わないのでその個人がある場面でどういった対応を取るのか観察しても良いかも。

最後にまたゲーム性のある自宅学習です。問題集にその日終えてほしいページに付箋を
はります。その付箋に「おつかれ!次はこれをやってみて」など書くか、お昼ご飯を課題が出来ないと分からない場所に隠すなどしたりしてゲーム感覚で課題を解けるようにします。
この時の報酬はご飯ですね。食べないことになるといけないのでここはお菓子にしましょうか。

まとめ

以上が小学生の自宅学習の習慣化への導線づくりです。意識を向けてもらうまでが難しいですよね。実は小学校高学年になってくると少しずつ自己中心性が抜け出し、周りと協調しながら自分の人格を創っていく段階でもあるのです。なので、その子の性格に合った対応というのが必要となってきます。

ラプラスではそうした性格に合わせた対応に重きを置いています。
子どもと対話しながら学習を進めるオンライン家庭教師を始めました。
興味のある方はぜひご相談下さい。

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自宅学習用プリントサイト

自宅学習用のプリントサイトはいくつかあります。
お好きなサイトのものをプリントアウトして用意しておいてもいいでしょう。
授業がない分、Youtubeも活用していくといいでしょう。

ちびむすドリル 小学校6年生まで

ぷりんときっず 小学校3年生まで(イラスト多め?)

プリントのまとめサイト

他にも教育委員会が出しているものもあります。
お子さんと相談して選んでもいいでしょうね。