プチラマダン時期から得たもの2

もう時間とお金に余裕がないということは心に余裕がない状態です。
ここから大きく価値観・考え方が変わってきます。

時間の価値と時間の節約

一人でうどんを食べたことにある子は「一人じゃ外食できない。」と言ったのですが、


この時の私からするとそう感じられる余裕があるのが羨ましい。他人の目を気にする時間があるのも羨ましいなぁ。」という印象です。

「バイトをするだけじゃだめだ、時間価値を上げる働き方をしないと!」


と思って本屋に立ち読みするわけです。啓発本とかをね。
でも立ち読み数時間でやっと1冊なんで、


「時間効率が悪いなあ…、それにたちっぱだから足がしんどい…」

 

と思ってひらめいたのが速読の本を先に読んで、ポイントを抑えよう!
と思ったんですね。なのでそれから2,3割は早くなりました。(ショボいけど)

全部読む必要はあまりなくて、目的を最初に考えて・どういう知識が必要か
決めておくことがこういった本読む前は大事だ。って思ったんですね。

 

あと毎日お弁当にしたので、クックパッドをスクショしてました。
作り置き・作り替えできるレシピを繋げてましたね。
怒涛のプチラマダン期終えた後はレシピをひたすら考えて
編み出した最強レシピがこちら↓

野菜スープはロールキャベツいれても美味しいですね。もうトマトソースは鍋に等しいです。

 

徐々に状況は好転してきて、バイト代が入ったので何とか生活できるようになりました。
バイトだけじゃなくて、古着屋・ブックオフに色々売りに行ったりしてましたね。

 

一度寮費が払えないかもしれないというのを学生課の事務員さんに相談した際に
授業料免除の申請が世帯収入によっては通るかも。という話があってすぐに書類あつめて親に連絡しましたね。

ここでも、考え方の不一致を感じる瞬間がありました。

小さなことだけど当時の私にとっての衝撃

免除の申請書類の一つに親の収入証明書が必要ですが、確定申告の控えもいるんです。


自営業者の確定申告は青色・白色とありますよね。
青色の方が(今はわからんが)65万程度の課税対象カットできるんで、大多数が面倒だけど青色使うのです。

※2011年ごろはネットで確定申告が一般的でなかったので、個人で儲かってるとこは税理士さんをつけてるとこも。

 

でも私の父は簡易な白色使うんですね。ズボラなんですね。面倒ごとが嫌いなので 身内が言っても聞かないんですね。

 

事務員さんに白色を出す旨を伝えると、


「え?でも確定申告って青色のはずよね?」

って何度も言われて、「自分と育った環境が違うんだ。」とすごく感じました。

「ちゃんとしてない人」がどう言った人か判断基準それぞれですが、「白色ってあるの?あり得なくない?」っていう反応で本当にショックでした。

 

 

確かに年収が300万をきっている年で、借家だし、母は職ナシだし。で大学通えてたのがプチ奇跡なんです。父が大学生の時、学費が払えなくなって大学中退しちゃったので、卒業させてもらえたのはありがたし。

 

そんで、私のゼミや友達は同じく親が自営業であったり、大半が母子家庭であったのもあって、感覚はあってたのかな。
と思います。感謝感謝。

すごくいい経験ができたと思う

経済的に大変な時期もあったけれど、すごく有意義でした。常に何かを考えて動いている感じでしたね。


この時もずっと家庭教師は続けてたんです。

思春期に個人を獲得しようともがく様子や、人間関係に真剣に悩んでいる様子の学生を見るととても元気をもらいましたね。

ちなみに学生時代は短期のバイトだけだと数えたら15種くらい経験してました。できるかできないかだと。できないものもあるが、知ってる・知らないだと知ってます。

ここから、「常に備えて、先見て行動しないと怖い」という意識が強くなりました。東日本大震災もあったのでね。

「時間は有限だから自分の価値を高めることに使いたい」
とも思うようになりました。あと変化には乗っとけ。です。

 

せかせかせわしなく動くけどゆっくりだらける時もいるな。と最近は思います。

 

プチラマダン時期とつけましたけど、ラマダンって深夜になると暴飲暴食祭りだからね。
通常の時に比べてなぜか終わると不健康になるっていう。笑

ヒンドゥー教は3種程混ざった宗教なんで色んなとこあべこべです。そこが面白いですよね。

ガンジスで沐浴はしたくないけどね。メンタル清めてもバイタル汚染される感じがね…

宗教批判じゃないよ!

 

というわけでプチラマダン期の話はおわりです。

さよなら〜。