インドのカレー、日本のカレー

突然ですがアイキャッチの通り今日の日本のカレーは南インドを手本にアレンジされています。それは置いておいて、今回はインドのお話です。

今中学の同級生が世界一周の旅をしてますが毎度インドに行ったときにお腹を壊すのでどんなところかちょと紹介します。

ガンジス川

ヒンドゥー教徒はここで沐浴します。精神を清め、洗いますがバイタルは汚れます。
そしてヒンドゥーでは今までの罪はガンジス川で死ぬことで流せるという教えがあり、
みんなこぞってここに集まります。

ただ、死体をこの川に流します。ちなみにインドも火葬ですが
日本のように密閉したところで骨になるまでカラカラに焼くのではなく、
ミディアムに焼きます。なので匂いは強烈です。
ハエもブンブン飛んでます。

場所は違いますがこの川で洗濯したりもしますし、子供も遊んでたりします。
おおおおーい。

あと公衆衛生としては牛さんは神の使いなので食べられませんし、人と同様に道を歩きます。
なので牛糞がたくさん落ちてます。

汚い話ばかりですみません、行く人は食べ物に気をつけてね。
という話です。でも場所によっては綺麗なのでよく調べてね。

参考にできそうなサイト→https://etours.world/india/features/ganga

ヒンドゥー教について

インドは主にヒンドゥー教徒が人口のパイを占めます。

ヒンドゥー教はもとはバラモン教です。このバラモン教というのは
アーリア人が北部から南下してきて、インドの先住民を蹂躙するが為に作った宗教です。
「楽したいから、奴隷を作れば自分は楽して生きられるよね。」という不道徳な考えです。
南部には博愛主義的な仏教やジャイナ教があります。

バラモン教は階級制度があり、これをカースト制と言います。
カースト制では結婚相手も同じ階級でなければなりません。

 

前に話した部落差別と似てますよね。
道徳心のない人に政治を任せる、国家を乗っ取られる・独裁政権になるとこうなってしまいます。

こうしたことからバラモン教は周辺の仏教やジャイナ教より
影響を受けて、改革運動を繰り返し、今日のヒンドゥー教へとなります。
なのでヒンドゥー教で日本人が「理解できね〜」ってなる部分は
主にバラモン教の内容が濃いです。

ちなみにインドの方々は数学が強いです。2桁の掛け算すぐ言えます。
数字に強いんです。あと言語が主にヒンディー語ですけど多言語国家なので英語とかも
話せちゃったりします。ハイスペックなインド人です。

カースト制から「抜け出してえ!」となったインド人の方々は
数字*英語を武器にIT業界に足を踏み入れます。社会的・経済的地位の確立のために
世界で通用する職を身につけ、より良い生活のために頑張った方々もたくさんいます。
なのでアメリカのシリコンバレーに行った人も多い。

逆境に強いインド人。尊敬しちゃいます。

 

ちなみに、インドではラマダン(断食期間)があり、日本でいう5月頃にあたります。
この時期は日中何も口にしないのですが、深夜から朝方までは暴飲暴食フェスティバルで、
なぜかラマダン期の方が不健康。という状態です。

あとインドの考え・価値観で日本とかなり異なるところは
日本「人に迷惑をかけてはいけない」
インド「人の迷惑は受け入れなさい、自分もかけているのだから」
です。

なんだかそう思える感覚が素敵です。
損得じゃなく真の優しさが
詰まった人達かもしれません。

昨今のインド事情

少し前の日経新聞にあった話。
都市部の失業率が最近上がってきてて、
女性はなんと10%を超えてるそうです。
(男性は7%切るぐらい)

対応に追われるモディ政権ですが、この原因は
主に求人ニーズに合うスキル・経験を持った人材が
少ないことだそうです。
人口は多い。でもそういった人材教育に注力できなかった
という点でモディ政権は対応急務なのです。
そこで日本のように訓練校をつくり、ノウハウを培ってもらうという
対応策も出ています。

ちなみに、学歴の有無に問わずの上記の数値です。
日本でいうT大、K大を出た男性のエピソードがありましたが、
何社受けても箸にも棒にも掛からぬ状態で、
終にはITで起業した人もいます。

兎にも角にもインド人の逆境の強さ、生命力の強さに脱帽です。

私も軽くヨガはやってますが、まだまだしなやかな精神には
色々足りないみたいです^^;

インドについてはそんなところです。


なんにせよ、チキンバターカレーとナン(またはプリー)の
組み合わせは最強に美味しいので無印でレトルトを買うのを
おススメします。(結局タイトルどおり)